082 Knowing what we are, we then have to hold fast to that which we want and eliminate from the conscious sense mind that which we do not want. We are bound to get results if that which we want is the right thing for us to have at that time. Otherwise we will get what we need at the proper time.
082 私達が何者であるかを知った後は、私達は自分達が欲するものをしっかり保持し、望まないものを意識的な感覚心から駆逐しなければなりません。私達はもし、私達が欲するものが、その時私達が得るのに正当なものであるなら、結果を得る筈なのです。さもなければ、適切な時期に必要なものを得ることでしょう。
【解説】
”思いは実現する”とあるように、如何なる想念も心に入り込んだ時を起点として、それは諸々の要素に働きかけ、実現を目指すことになります。これは法則であり、想念の基本的な作用なのです。従って私達は自らの心には真に望ましい想念のみを配置し、望まないような類のものを排除して置く必要があります。
未来に対する楽観的な態度や希望等こそが重要であり、その者の人生の指針ともあるものと言えます。よく言われることに”先ずは目標を設定せよ”という表現があります。各自が将来に何を望むのかを明確にすることで、やがてはそれに近づく人生の歩みともなる筈だからです。
そしてその究極の姿としては、何も望まずただひたすら仏の導きの通りとする心境、即ち全てを宇宙の英知の指示に委ねること、創造主への信頼・信仰ということになり、無欲無我の心境となるのではないかと考えています。
第07章 段落081 [2020-08-06] <<
|
>> 第07章 段落083 [2020-08-11]