ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第04章 段落057 [2020-07-01]


057 When an unselfish idea is conceived it is to be perceived and brought forth into manifestation just as a soul conceived in the womb of a mother is to be given birth in physical form. Whatever one becomes aware of that is not contrary to natural law must exist, for how can it be possible to perceive that which is not existent?
057 一つの非利己的なアイデアが受想される時、それは丁度、一つの魂が母親の子宮で受胎し肉体の形をもって誕生するのと全く同じに、それは知覚され具体的な創造物としてこの世にもたらされます。自然法則に反しない限り、どのような事柄も人がそれに気付くものは存在する筈です。何故なら存在しないものをどうして知覚することが出来るのでしょうか。




【解説】
各自にとって時には、これまで自分中心(利己的)なアイデアではない、利他の要素を持つものも心に浮かぶものです。重要なのはそれを逃さず、更に深く知ろうとすることです。当初、私達にとって漠然としたアイデアの状態はConception(受想)であり、宇宙から来るものですが、それをより具体的に自分自身が理解することはPerception(知覚)であり、その後はそのアイデアを物作りや行動への発展させることに繋がります。
実際には類似したアイデアは過去にも出現している為、既に同類の内容が実現されている為、私達のPerception(知覚)以降の活動も宇宙空間自体に記憶され、私達の進路を導くことになるので安心せよ、と著者が私達に語り掛けているのです。



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