ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第04章 段落056 [2020-06-30]


056 Lack of perception is the greatest of the sins of omission; why should a man remain in ignorance when all things lie before him and the very fullness of life prevails within his being awaiting the command to come forth.
056 知覚の欠如は怠慢の罪の内、最大のものです。何故、人間は全てのものが自分の面前に有り、自身の中には命令が来るのを今か今かと待っている生命で満ち溢れているのに、無知のまま留まっているというのでしょうか。



【解説】
目の前に十二分な贈り物が供えられているにも拘わらず、それらに気付かず、他の場所に目をやり、何かを探し、「無い」と騒ぎ立て、それに疲れると再び眠り込む姿は私達自身を表しているということでしょう。
その恵まれた環境に気付くことが最も重要なことです。これは怪我をして長期間歩けなかった者がやがて傷も癒えて再び自力で歩けるようになった時、何気ない街路の散歩が如何に素晴らしいか良く分かることに似ています。
私達の歩む先には、やがて私達がその能力に目覚める時、発揮出来る能力とその素材が私達の指令を待っている訳であり、その発現こそ私達に期待されている所なのです。


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