ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第04章 段落055 [2020-06-29]


055 Perception includes not only recognition but also comprehension. We cannot fail to recognize the fact that we are sons of the Cosmic Father Principle and heirs to all there is, but how many are there in this world who have actually perceived what that sonship means? Lack of perception leads always to a lack of confidence which prevents man going forward into greater accomplishment. The man who fails to understand his relationship with the whole is but a wanderer having no purpose in life.
055 知覚には認識のみでなく、理解も含まれています。私達は自分達が宇宙の父性原理の息子達であり、存在する全ての相続人であることを忘れてはいけませんが、この世の中にはどれだけの人がこの息子の地位が何を意味するかを知覚しているのでしょうか。知覚の不足は確信の不足に繋がるものであり、それは人がより大いなる達成に前進することを妨げるものです。全体との自身の関連性を理解出来ない人間は人生に何の目的を持たない放浪者でしかありません。




【解説】
自分が如何に恵まれているかを自覚するところから、進化の道は始まるということでしょう。ほとんどの賢者や宗教指導者が教える事柄の第一は「感謝」にあるのは、本項で説かれているように、先ずは私達自身の恵まれた地位とそれを授けている創造主に感謝し、その事実を深く認識せよとしているのです。
一方、それら核心部分を十分に理解していない人は、行き先を不安に思い、自信を持てません。まさに、信仰心が不足している状態です。
従って、先ずは私達自身の現状を自分の目で確かめ、与えられた環境を十分に活かしているかチェックした方が良いでしょう。自らを生かし続けて呉れる生命力に感謝し、その発現にこそ力を発揮しなければなりません。



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