ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落050 [2020-06-22]


050 Within the Cosmos there is no destruction but only newness by a ceaseless action; all substance changing and transmuting but never for an instant's time withholding. In an endless array of patterns and designs from formless into formed in unfolding the wondrous picture of eternity.
050 宇宙の中では破壊というものはなく、絶え間ない行動による新しさだけが存在します。全ての物質は変化し、変質しますが、一瞬として保留状態にあることはありません。永遠の目くるめく絵画を紐解く中で、終わりのないパターンと形なきものへの入念な計画があるのみです。




【解説】
宇宙の全ての活動は常に新しい創造物の創出過程にあると説いています。私達が恐れ、悲しむ「死」は、私達自身の思い違いということなのです。
生きものにおける生死は生誕から食物連鎖の活動として、あるいはライフサイクルの満了までの時間軸の中で行われる生命活動に過ぎませんし、私達が現在立つ場所はそれら活動の輝きの一点であるということでしょう。
因である言葉を体現する私達の肉体は所期の目的が達せられ、使命を全うすれば再び元の材料元素に戻るべきなのです。いたずらに老い永らえるよりは、次なる生命発現の場に立ち会った方が良い体験を積めるというものです。


第03章 段落049 [2020-06-19] <<  |  >> 第03章 段落051 [2020-06-23]