ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落049 [2020-06-19]


049 So it is with the Song of Creation - each atom of substance is used eternally, now making up a rose bush or a tree; now mingling within man, now in the beast; descending into form and then once more ascending to invisibiltiy; expressing through fire, water, earth and air, and ether finer than man can know; from the coarse pulsation that produces stone to a motion higher than the speed of light; from radiation down into vibration and back again the Primal Essence moves. From the formless into densest matter and back again into the higher state, each atom relative unto all others, cooperating and exchanging places.
049 ですから、物質の原子は創造の歌と一緒に用いられており、今はバラの茂みか木を作る為、また今は人体の中で混合され、あるいは今は獣の中に混じっています。形あるものに降下し、次には再び目に見えない存在に昇華します。炎を通じて、あるいは水、大地や空気そして人が知っている以上の精緻なエーテルを通じて表現されています。また、石を作り出している粗い振動から光の速さより高い運動に至るまであります。放射線から低下して振動に至るまで、そして再び原初の真髄は動きます。形なきものから最も密度の高いものまで、また逆に、より高次な状況にまで、各原子は他の全てとの関連において協力し合い、互いに場所を交換しています。




【解説】
宇宙空間内のあらゆるもの、あらゆる原子・分子は変わることなく様々な創造の場面で、その成立に貢献し、経験を積んで行くという訳です。宇宙の中には失われるものは何もなく全ては創造の過程にあるということです。
私達はこのことについては既に学んでおり、自然界においては様々な元素が循環し、物質の変遷の中で、様々に形を変えて動いていることを知っています。
まさに、宇宙開闢以来の長年月の間には、万物が交ざり合い、融合する中で各々の創造物の構成は他のもの達とほとんど変わらない構成比率にまでなっているのかも知れません。唯一、外形だけがその違いを表しているのです。
こうした中、私達は各自を構成する原子・分子の声や経験を知ることによって、本格的な進歩を手にすることが出来る筈です。それら膨大な経験こそ、私達が目指すべきものと言えるのです。


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