ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落044 [2020-06-12]


044 Little by little man's awareness of that which he encounters expands, and clearer grows his vision till at last his conscious awareness beholds the transcendent Cause behind the Name.
044 自ら出会う中で少しずつ人の気付きは拡がり、次第に自らの視野を済ませ、その意識の気付きを成長させて遂には名前の奥の超越的因を見守るまでになります。




【解説】
私達が物体の背後にある超越的な因に対してどのように知覚するようになるか、本項では間欠に述べています。
それは私達自身の訓練の結果として少しずつ拡がって行く私達の知覚力なのですが、それはある意味、感性の拡がりと言うことも出来ます。つまり、私達の側にその能力が高まれば、それ程に物体の背後にある因なる要素、例えば印象や想念波動等、物質に作用し、その形あるものを創り出した原因を知るようになるという訳です。
そもそも私達が日常精進するのは、こうした想念・印象の感受性を高める為であり、万一、次第に感性が低下するような事態があれば、それは退化の道を転げ落ちている証拠と言えるのです。



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