ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落033 [2020-05-28]


033 Creation as a whole makes up the song that rises and falls in its impassioned cadence, expressing in the glory of calm Silence all that the Word has been, is, and shall be; voicing with soundless sounds and formless beauty the pulsing force that blends and inter-blends into new rhythms. The Breath of the All-Creative Intelligence is sent forth in peaceful, silent tones of consciousness and in the womb of illimitable space each new creation stirs with quickened life and becomes another true note in the endless Song of Action.
033 創造作用は全体としてその感動的な抑揚の上げ下げのある歌を作り上げ、大いなる言葉がかつてそうであった、また現にそうであり、未来もそうであろう静寂な沈黙の栄光の中で、音無き音と形無き美しさで新たなリズムに融合し、再融合する脈動する力を表現しています。全ての創造的英知の息吹は平穏で無音の意識の抑揚の中で発信され、無限の空間の子宮の中でそれぞれの新たな創造が奮い起こされた生命とともに起こります。そして終わり無き行動の歌の中でもう一つの真の調べとなるのです。




【解説】
これまで私達はテレパシー講座における想念波動といい、多くを波動や振動として表現して来ました。日本古来の神道における言霊も同様な意味合いを示唆しています。そしてその究極が本項で説かれている創造作用に伴う”歌”の誕生ということなのです。
大いなる創造の時に原子や分子達が宇宙的生命力に共鳴し、創造に向けて活動する時、創造主の意図に呼応したリズムや音階が生まれ、一大音楽が生成されるという訳です。
それこそが教会での讃美歌の意義であり、私達が波動に耳を傾けよとされる由縁です。こうした宇宙空間に流れる創造力ある音階を体内に取り入れ、自らもそれらの活動に参画することが宇宙との一体感の醸成に繋がるのです。



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