ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落023 [2020-05-14]

023 Time is the instrument used to measure the movement of Beings - the element action creates in its path from the formless to the formed. In Eternity always you are, but in time you're unstable, inconstant.

023 時間は存在物の運動を計るために用いられる道具であり、その基本的作用は形無きものから形あるものへの道筋の中で、創造的な働きをします。永遠の中ではあなたは常に居ますが、時間の中ではあなたは不安定で変わりやすいのです。


【解説】 仏教で”無常”という表現がありますが、本校はそれに類似した概念を示唆するものと思われます。 時間(即ち歴史)の中にあって、あらゆるものが移り行く訳で、確固たるものは何もありません。石や地中深くの鉱物でさえ、動きを持ち、変遷しているのです。ましてや多くの存在に依存し、関連している私達の肉体は時間の流れの中にあっては、移り行くことを避けられるものではないということでしょう。 しかし、現実(物質)世界にあっては常ならぬ身ではありますが、以前、著者アダムスキー氏が述べていたように、月の満ち欠けは単なる影の部分を反映しただけのもおんで、月は依然としてまるい存在であることに変わりはありません。私達は各自の拠り所を時間に支配されることのない永遠に続く存在、各自の魂の本源に置いて、自身の人生を歩み、学習し続けることが肝要だということです。

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