ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第02章 段落009 [2020-04-24]

009 As long as man has been in existence I suppose he has sought for truth without recognizing it when he had it firmly in his grasp.

009 人間が存在するようになってからというもの、人間は自分自身の手の中にしっかりそれを握っていたにも拘わらず、それに気付かず、真理を求め続けて来たように私は思います。

【解説】 古代より私達は自然界に流れる諸法則を学び、また私達自身を統制する原理を知ろうと努力して来ました。その結果、科学技術の発展した今日でも私達の生活に宗教は深く浸透している他、世界中でそれら諸宗教の間の争いが生まれています。即ち、この真理という点で、私達は未だに普遍的な理解という境地に達していないのです。 おそらく本書の元となる他惑星文明の理解度からすれば、古代人も現代人もほぼ同程度な精神レベルであり、場合によっては古代の地球人の方が真理についてより深い理解をしていたと思うかも知れません。 現代の私達は得られた科学知識を物質・物体を製造する為に活用する手法は優れているのですが、一方の精神面ではむしろ退化し、劣っているのではないかと思うのです。それらを挽回する為にも精神的な知識をここで整理する必要がある訳です。

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