ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第02章 段落010 [2020-04-27]

010 Many generations ago when the Roman Empire was at the height of her glory and the weight of her dominance was felt by a host of people there arose in her midst a master mind who said to those oppressed, "You shall know the truth and the truth shall make you free." And the people eager for deliverance, cried out, "The truth! Give us the truth that we may be free!" They were told the meaning of truth but they could not comprehend and so we hear the echo of those words and of the billions like them quivering down the ages with an insistent appeal - "The truth! what is truth?"010 何世代も前、ローマ帝国が栄光の絶頂にあって、その支配の重圧が受け入れ側の人々によって感じられていた時、その只中に抑圧された人々に「あなた方は真理を知り、そして真理はあなた方を自由にするでしょう」と言った一人のマスターの心の持ち主が現れました。そして抑圧からの救出を求める人々は、こう叫びました。「真理!私達が自由になれる真理をお与え下さい」と。彼らは真理の意味を教えられましたが、彼らは理解できず、私達は以来、何世代も揺れ動くひとつの一貫した訴え、「真理!真理とは何か?」という言葉のこだまや何十億という類似した声を聞いています。


【解説】 最近、本文の「真理はあなたを自由にする」という言葉が、ヨハネによる福音書(8:32)に由来することが分かりました。再び、使徒ヨハネの記述からの引用です。長年、アダムスキー氏が使徒ヨハネであったとされて来ましたが、もし、そうであればイエスの傍らに常に居て、その言葉が発せられた際のイエスの真意を理解していたことも納得出来ます。 既に同乗記等でお分かりのように、イエスは地球救済の為に地球に生まれて来た訳ですが、その計画はおそらく地球の歴史において、極めて大きな意義を持つものであり、その教えの重要さは色あせることはありません。こうした中で「真理」を学ぼうとする私達は再び、このイエスの言葉にあるように真理を学び、自由になる必要があります。言い換えれば、2000年余の昔に伝えられたイエスの教えを具体的にここから学び直す必要があるのです。

第02章 段落009 [2020-04-24] <<  |  >> 第02章 段落011 [2020-04-28]