ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 4章 段落384 [2020-04-07]

384 The mind is made up of the four senses, and they should be educated for the purpose of acquiring knowledge; rather than passing judgment. Mind is a catalyst, or go between, uniting matter and Intelligence. When, through its personalized reasoning mind combines the two wrongly, the results are usually unpleasant. Remember, we have said we are living in what could rightly be called a chemical universe; conceived out of Intelligence, and perpetuated by Force. Any student of chemistry knows that wrong combinations of chemicals can produce undesirable results. So any time your actions result in unpleasant experiences, analyze the combinations you have put together.

384 心は4つの感覚から成り立っており、それら4感覚は知識を獲得する為には、裁きを下すのではなく、教育されねばならないのです。心は物質と英知を結びつける触媒であり、仲介者です。心の個人化した推論を通じて心が両者を誤って結びつける時、その結果は大抵、不快なものになります。覚えておいて欲しいのは、私達はまさしく化学的な宇宙と呼んでよいもの、英知の中から孕まれフォース(訳注:宇宙の力)によって永続されるものの中に生きていると私達が言って来たことです。化学を学ぶどんな学生でも化学物質の誤った組み合わせは望ましくない結果を作り出すことを知っています。ですから、あなたの行動が不快な体験になったとしたら、その時はいつもあなたが両者を結びつけた組み合わせについて分析することです。


【解説】 おそらく私自身も含めて多くの皆様が自分自身の心が四つの感覚から成っているという実感は無いのではないかと思っています。しかし、私達がとかく視覚や味覚その他の裁きにより、対象物に好き嫌いの判定を下し、優劣を付けている実態はお分かりの筈です。 本項では、このような私達の心の本来の機能は、物事を結びつけることにあるとしています。本来は、宇宙的英知と物質とを結びつけることです。例えば、自動車のエンジンはガソリン燃料とエンジン機構を結びつけることで自動車を走らせる効果を生み出す一方、爆薬を砲弾につめて上空から落とし、人々を爆殺させる結果を生み出すのもこれらの作用によるのです。 もちろん、どちらが正しい組み合わせかは明らかなのですが、問題は心は状況次第でそのような事にも手を染めかねないということでしょう。その結果、どのような状況がもたらされるか、少し調べれば明らかですし、私達は自らの行動がどのような結末を招くか、十分に注意すべきです。 このように心は未熟であり、様々な体験を経て、学習の過程にあることを自覚することが必要です。

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