ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落355 [2020-02-25]

355 The human being is the most highly organized and sensitized instrument of manifestation. He is therefore most capable of tuning in to the lesser vibrations, objectifying them, and rebroadcasting them into the universe as higher expressions. We cannot help being affected by the varying frequencies of the chemical universe in which we live, nor can we help affecting others by the thoughts we send forth into the mind-ether of space. We need only to become aware of such relative currents to make use of these facts.

355 人間は最も高度に組織化され、鋭敏化された創造の道具です。ですから人間はより下位の振動に同調させ、それらを客観化し、それらをより高次な表現物として宇宙空間の中に再放射することが出来るのです。私達は私達が住む化学的宇宙の変化する振動によって影響を受けざるを得ず、私達が宇宙の心のエーテルの中に送信する想念によって他者に影響を与えざるを得ません。私達はそれらの事実を活用するためには、それらの相対的な流れについて気付くようになるだけで良いのです。


【解説】 人間は最高位の創造物として他のあらゆるものを含め、全てを理解する能力を授けられています。そしてその理解は、物質の外観上の観察はもとより、それらが発する想念の全てを感受し、また自らが発する想念・印象を通じて、それらを含め全宇宙にその印象を伝達し、影響を及ぼす能力を有しています。 また、同時に私達人間は広く宇宙空間やそれらに含まれる各々の発する想念・印象によっても影響を受けています。つまりは、私達は宇宙における想念・印象のルツボの中に生き、互いに影響し合って生活しているのです。 言い換えれば、私達の日々発する想念は、私達自身だけでなく、私達の周囲のものにも大きな影響を与える事実に留意する必要があります。修身斉家治国平天下とあるように、各自の毎日の想念や心境がその人の環境を造り出すことにもなるからです。

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