ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落354 [2020-02-21]

354 No! The plant, the sea, the air, and the minerals of the earth have no faculty of independent reasoning. However, they possess the same natural guidance that causes human forms to be receptive to changes of conditions, for they contain the feeling element. Therefore, atmospheric and other conditions affect them just as they do humans; and they respond without question. For the same Life Force known as the Breath of Life in man, flows through their forms.

354 いいえ。植物や海、大気や地球の鉱物は独立した論証能力を有していません。しかし、彼らは人体が状態の変化を受容出来るのと同じ自然の導きを有しています。何故なら、彼らはフィーリングの要素を持っているからです。それ故、大気やその他の状態はそれらが人間に与えるのと全く同様に彼らに影響を与えますし、彼らは疑いなくそれに応答します。何故なら人間において生命の息吹きとして知られる同じ生命力が彼らの体の中にも流れているからです。


【解説】 もちろん私達各自はこれまでの経験からフィーリングというものが、どういうものかについて多少なりとも分かっているものと思われます。通常は目や耳等の既存の感覚反応と合わせて知覚される為、これらフィーリングを独自の感覚とは思って来ませんでしたが、本項の内容からそれらは独自の経路から伝わって来ることが分かります。 フィーリングと呼ばれる想念・印象の伝達経路は実は既存の感覚とは別の経路で伝えられることを理解することは重要です。本文に述べられているように、生物だけでなく、鉱物その他あらゆる存在物がこのフィーリングを介して通じ合えることが出来るのです。まさに万物同胞、万物に神宿るの心境です。 これまで私達はこのような思想を未開人のアミニズムと蔑視して来ましたが、実は反対で、宇宙時代に向けて私達は自然界に普遍する共通言語としてのフィーリングを位置づける必要があるのです。

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