ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落344 [2020-02-06]

344 We find that fog and cloudy weather produce a sense of mental depression in many people. Even the direction at which the sun's rays strike the earth will influence us all to some degree. During the winter our natural ability is slowed down; but with the first promise of spring a feeling of exhilaration surges through our body cells, and we take a renewed interest in life. Seismological disturbances produce a general feeling of restlessness; electrical storms affect the nervous system. Examples of this chemical action upon the cell consciousness are almost endless.

344 私達は霧や曇りの天気は多くの人達に憂鬱な感じを作り出すことに気付いています。太陽の光線が地球に当る方向でさえも、私達全てに何らかの影響を与えることでしょう。冬の間、私達の自然の活動は低下しますが、春のきざしとともに快活さが私達の肉体細胞の中に沸き上がり、私達は生命に対する復活した関心を持つのです。地震の揺れは一般的な不安のフィーリングを作り出しますし、電気的嵐は神経系に影響を与えます。細胞意識に及ぼすこの化学作用の例はほとんど際限が無いくらいです。


【解説】 私達は自然界の諸変化からも影響を受けながら、日々生活しているということです。天候や日照、気温や湿度等、多くの要素が私達の身体のコンディションや心境に影響を及ぼしていると説いています。まさに、私達は自然の懐の中に生きている訳で、私達が生きる上で自然との関わりは無くてはならないものです。晴耕雨読という表現の中には、これら自然の諸変化の中で適合して生きてきた人々の営みが写し出されています。 一方、近づく災害について、本項は示唆とも見える一文を掲載しています。昨今、地震発生の前には地殻のズレや圧力によって電磁波が発生するという話(圧電効果)がありますが、その電磁波が私達の身体神経に影響を及ぼすとするものです。後日、何か胸騒ぎがあった等々の話は、これらが原因となっている可能性が高いということでしょう。 広く諸感覚を鋭敏にすることがテレパシーとすれば、これら自然からのシグナルを感知して、災害から逃れること、動物的な本能を身に付けることが出来るということでしょう。

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