ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落341 [2020-02-03]

341 For instance, geologists have discovered that a great earth fault lies along the Pacific coast of America, extending from Alaska to Mexico, and beyond. Varying pressures are being exerted here, and the earth around the fault has a certain strength of cohesion; but accurate readings of this are not ascertainable by the use of present day instruments. So a1though geologists know that this portion of the earth's surface is destined to move from time to time, producing earthquakes, because of their limited knowledge of actual conditions they cannot predict a definite date for these disturbances, nor can they estimate the severity to be expected.

341 例えば、地質学者はアメリカ大平洋岸に沿ってアラスカからメキシコ、更に遠くまで一つの巨大な断層があることを発見しています。変動する圧力がここで働き、また断層の周囲の地殻はある一定程度の結合力を持っています。しかし、この正確な値の読み値は今日の計器を用いては確かめることは出来ません。そのため地質学者はこの部分の地表は地震を発生させ、時折動く運命にあることは知っていても、現実状態に関する彼らの限られた知識の為に、彼らはこれらの変動の正確な日付を予想したり、予期すべき激しさについて予測することが出来ません。


【解説】 阪神淡路にしても熊本阿蘇についても地震の震源には断層の地割れが出現しました。これはその破砕断面に沿って地殻の力が加わった結果、断層に沿ってズレが生じたものとされています。またこのように断層があるような場所は過去にも何度となく大規模地震が発生して来た場所であることをも意味しています。 本項はこれより更に規模の大きい断層帯が太平洋岸に沿って存在していること、またその断層帯が一定程度の時間間隔で地球規模の大地震を引き起こす場所であることを述べています。 今日でもこれらいわゆるプレートの移動による地殻変動は良く知られているところですが、近年ようやくその観測手法が出来つつあるのが地球の現状です。 これらの地殻変動は私達の地上の文明に大きな影響を与える訳ですが、まだ私達地球の科学技術ではその全容をつかむことは出来ないでいます。しかし、これら地下深くの状況について、私達が想念・印象波に鋭敏となり、その変化を知り得るようになれば、もっと被害を減らすことが出来る筈です。この点では私達地球人は他の動物達より能力が劣っていると言うほかはありません。

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