ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落337 [2020-01-28]

337 Here, again, we are dealing with the law of affinity, which brings all things to fruition. It is this law that impels each different form to draw to itself those chemical elements which will promote its growth and individuality; it is this law that stabilizes activity in all planes of manifestation making a definite analysis possible in any field where we have understanding. And it is only because the laws of the Cosmos are immutable that telepathy, clairvoyance, clairaudience, and kindred phases of development can be understood. For all so-called prophetic knowledge is nothing more than telepathic deduction. However, due to the fact that thought vibrations travel at such high speed that complete reception is instantaneous, it is rarely recognized as telepathy by the recipient, or by the researchers in the field of thought-transference.

337 ここでも再び私達は親和の法則を取扱っており、その法則はあらゆるものに達成をもたらすものです。個々の形あるものにそれぞれの生長と個性を促進させる化学元素を摂取させようと駆り立てるのはこの法則です。あらゆる創造のレベルにおいて活動を安定化させ、私達が理解するあらゆる分野において明確な分析を可能とするのは、この法則です。テレパシーや透視、透聴そして同類の発達面が理解されるのも、この宇宙の法則が不変であるからに他なりません。何故なら、いわゆる予言的な知識はテレパシーを用いた推論でしかないからです。しかしながら、想念振動はそれほどに高速度に移動する為、完全な受信も瞬間的であるという事実から、受信者や想念移動の分野の研究者達によって、それがテレパシーであると認識されることはめったにありません。


【解説】 実はテレパシーは宇宙全体の親和の法則のほんの一部の作用に過ぎないと本項は説いています。想念・印象はその発信源が誰であれ、そのj放射の経路に対し、その想念波の意図を実現するよう、関連する分子・原子を呼び集め、そのイメージを実現させようとする一大法則であることが説かれているのです。 想念波自体は、空間の距離に関わりなく瞬時に進むため、私達にとっては何処に居ても同時に伝わると感じられる筈です。それ程、高速での移動ではあるのですが、その全容を私達は瞬時に理解できるとしています。つまり、私達が漠然とあるアイデアがヒラメイたとしているのは、未だその全容が捉えられていないからですが、やがて訓練を積めば、多くの事柄を瞬時に理解できるようになることでしょう。 このような宇宙の基本的な法則の理解がテレパシーには必要であり、決して技能を磨くだけの学習であってはいけないのです。

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