333 Why should one delve into such a dangerous medium when he can recall his past without the aid of a hypnotist? When man gets to the eternal care of his real Self, this can be done in a true sense. Then will be revealed to him the many states through which he has passed in development; and the purpose for which the form of man was created. For the first time, he will then realize that he was a witness as one with the Father to all creation; for the story of creation and the part man played in it has been indelibly impressed throughout space. Therefore, since man is the product of space, and he is a Divine Thought in action, he ever strives toward his natural heritage; which is an understanding of the Primal Story.
333 人は催眠術師の助けを必要とせず自らの過去を思い出すことが出来るにも拘わらず、何故このような危険な媒体を探求しようとするのでしょうか。人間は彼自身の真の自我による永遠の庇護に到達すれば、これは正気の中で為されることになるのです。そうなれば、自分が成長の過程で通過した多くの状態を自らに現すことでしょう。また、その人が創造された目的についてもです。その結果、彼ははじめて自分が全ての創造の父と共に居た目撃証人であったことを自覚することでしょう。何故なら、創造の物語と人間が行動したふるまいは宇宙全体に消えることなく印象付けられているからです。従って、人間が宇宙の産物である以上、また人間が活動する聖なる想念である以上、人は自分の生まれながらの相続財産、即ち原始の物語の理解に向かって努力を続けるのです。
【解説】 印象(impression)という言葉には何かの体験が刻印されるように記憶されるような状況のイメージがあります。本項は私達の全ての想念が宇宙空間に刻印されるとしています。この記憶は私達が読み解く能力が身についた後は容易に引き出すことが出来るという訳です。 私達人間は本来、全ての創造過程に立ち会い、見届ける役割があり、その創造を学ぶ特権を有しているということでしょう。多くの他惑星人が宇宙を旅行するのはこうした創造の御業(みわざ)を学ぶ為に他なりません。 これらの探求は自分自身で行うべきであり、催眠術などのように他人の力に依存しては断片的な知見は知り得ても、本質的な自身の進化には結びつきません。宇宙・創造主への探求はご自身で始める必要があります。
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