ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落331 [2020-01-20]

331 Lying dormant through the years may be a memory involving some incident (either major or minor), that happened to your parents or to a neighbor, and which was discussed in your presence when you were very young. When a suggestion relative to any of these long-forgotten memories is given under hypnosis, they became readily accessible to us; for everything we have ever read, or heard, or seen, is stored in the mind.

331 貴方がとても小さい頃、貴方の居る前で貴方の両親あるいは隣人に起った(大きいにしろ小さいにしろ)何かの出来事に関連したある記憶が何年も休眠していたのです。催眠術下でこれら長い間忘れられていたものに関係して暗示が与えられると、それらが私達に容易に接することが出来るようになります。何故なら、私達が読み、聞き、見たもの全ては心の中に貯えられるからです。


【解説】 誰でも幼年期の日常の記憶の断片については、よく覚えているものです。ここでは催眠術の中で被験者はこのような幼年期の記憶を呼び起こすことになると説いています。即ち、このような記憶は誰でも保持しており、催眠状態の中、心が鎮まった際によみがえったものである訳です。重要な点は何か神秘的な世界に入った訳でなく、元来全ての経験、想念は各自の心に記憶されているところです。 従って、私達各人は本来、いつでも過去の経験を学び直すことが出来、未来に生かすべきなのです。二度も三度も同様な過ちを犯すべきではないのです。私達は各自の経験から多くを学ぶべきで、その事象となった原因と対応する結果についての相関性に気付くことが重要です。自らの体験を通じて、これら宇宙における法則性を学ぶことが出来れば、その体験は価値あるものになる訳です。そうでなければこれら体験に費やした努力を無駄にしたことにもなるのです。

第3部 3章 段落330 [2020-01-17] <<  |  >> 第3部 3章 段落332 [2020-01-21]