ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落330 [2020-01-17]

330 Only outstanding events in our lives are retained in our active memory files. Anyone can remember important happenings dating back to childhood; but, unless something momentous occurred on that day, can you remember the details of what happened to you one year ago today? Or, for that matter, can you recall every detail of a month ago today? Yet, these details were itemized and catalogued in your memory, and can be recalled.

330 私達の生活の中の目立った出来事だけが私達の活動状態の記憶のファイルに保持されています。誰でも子供時代に遡って重要な出来事を思い出すことは出来ます。しかし、何か重大な事がその日に起らない限り、一年前の今日、貴方に起った事柄の詳細を覚えていられるでしょうか。あるいはその件について一ヶ月前の今日の細かい個々の事柄を覚えていられるでしょうか。しかしそれでも、これらの詳細は貴方の記憶の中に箇条書きされ、分類されており、思い起こすことが可能なのです。



【解説】 不思議なことに誰でも幼年期に体験した事柄は高齢になっても鮮明に覚えているものです。それほどに幼年期は全てが新鮮で真新しい体験であると同時に、無垢の心は体験した様々な事柄を容易に記憶できる高い能力があると言えるでしょう。高齢になると物事を記憶できにくくなり、感度も鈍くなる現象は、地球人が次第に感性的に退化してしまう現実を示しています。 本来、全ての人間には体験した物事を記憶出来る仕組みが備わっており、それらは本当は終始機能していると本項は説いています。各想念波動が身体細胞に帯びる訳で、それらは消えることがないという訳です。即ち、適切な心境下においてそれらに共鳴出来ればその具体的な波動を再現し、想念をより具体的にイメージできるということでしょう。 今日、私達は多くの家庭でビデオレコーダーを有しており、一度放送された番組を後日、再生させることが出来ますが、そのような機能を私達の身体細胞が有していると理解すべきなのでしょう。私達の身体の機能は消化吸収、運動その他の物理化学的な機能の他に、想念レベルにおいても重要な機能を有しているのです。

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