ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落326 [2020-01-10]

326 We have called this accumulated data .... memory. And the Universal Memory is compiled from all individualized memories. So it is quite plausible to assume that a true sensitive, or one who is alerted to all phases of life, can recall the events of ten thousand years past, just as readily as he is able to recall the events of his childhood. By carefully observing the trend of sequences, he can predict what will take place fifty years from today from a careful evaluation of past events. The law of relativity demands certain results, or actions of balance, which are determined by the original motion.

326 私達はこの蓄積されたデータを記憶と呼んでいます。そして宇宙的記憶は全ての個別の記憶から編纂されています。ですから、真に敏感な人、即ち全ての生命の側面に対し鋭敏な者は、あたかもいつでも自分の子供時代の出来事を思い出すことが出来るように、過去1万年の出来事を思い出すことが出来るとするのは、極めてもっともなことなのです。過去の一連の出来事の傾向を注意深く観察することによって、その者は今日から50年後に何が起るかを予想出来るのです。相関性の法則はそのもともとの運動によって決定づけられたある種の結果、即ちバランスの行動を要求するからです。


【解説】 本項は記憶とは何かを私達に説いています。個々人の記憶が何処に保存されているか明確な説明はここでは為されていませんが、少なくとも当時発した想念波動が身体細胞に残留すると同時に、伝搬した宇宙空間の各部に波動として残留しているということでしょう。 私達はそれらを感知することで過去に遡った変遷を知り、真の歴史を学ぶことが出来るという訳です。即ち、宇宙空間に記録された過去の想念波を知ることが出来れば、当然、その影響下にある未来も予見することが出来るようになるという訳です。 このように様々な物質や空間に記憶された想念波動を知ることが出来れば、それら想念の影響を受ける未来の事象も予測することが出来るということでしょう。テレパシー能力の基本はこれら想念・印象への感度を高めることにあるのです。

第3部 3章 段落325 [2020-01-09] <<  |  >> 第3部 3章 段落327 [2020-01-14]