ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落327 [2020-01-14]

327 Let us digress for a moment and discuss hypnotism briefly. Much publicity has been given lately to the practice of hypnotism for the purpose of recalling past lives. Many believe that by using this means, they can send the subconscious back to read the Book of Memory. But what does hypnotism really do?327 少しの間、脇道に入って催眠術について簡単に議論しましょう。最近では過去生を思い起こす目的による催眠術の実施について多くの宣伝がなされています。多くの人々がこの手法を用いることで、潜在意識を記憶の書を読みに送り出すことが出来ると信じています。しかし、催眠術は実際には何を行っているのでしょうか。


【解説】 催眠術による退行操作により、被術者が過去生に遡ることは、本書執筆の頃から既に米国で行われていたということでしょう。 しかし、アダムスキー氏は催眠術の危険性について様々なところで私達に警告しています。日本でもエドガー・ケーシーによる催眠状況下での遠隔透視は良く知られているところですが、これらについての危険性をアダムスキー氏は強く警告しているのです。 その理由については先ず、その出発点が本人の意識の発達によるものではないことが挙げられます。そもそも私達が目指しているのは眠っている時の夢に重きを置くことではなく、目覚めている中で自らが想念波動を含む様々な波動を感知することであり、自らの進化を伴った能力開発であるからです。 一方、被施術者のままであれば、そのような自己開発とは程遠い状態となるのです。自分自身で覚醒すること、”悟る”ことが最も重要なのです。

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