ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落322 [2020-01-06]

322 However, I received the impression that the manager was planning to gain control of the business and defraud the owner of his holdings. I conveyed this information to my friend, and although doubting its veracity, he started a quiet investigation into the company's affairs. The report he received carried overwhelming confirmation of these conditions, just as I had revealed them. My friend returned east immediately and took the necessary steps to protect his interests and regain control of the company.

322 しかしながら、私はその支配人が事業をコントロールし、オーナーの保有財産を騙し取ろうと計画しているという印象を受けました。私はこの情報をその私の友人に伝え、またその真実性を疑いながらも彼は会社の内状について隠密裏の調査を開始しました。彼が受け取った報告書にはこれらの状況を確信させる膨大な証拠を伝えており、私が明らかにした通りでした。私の友人はただちに東部に戻り、自分の財産と会社の支配権を取り戻す為、必要な措置をとったのでした。


【解説】 同乗記にも生前、アダムスキー氏が多くの人々から様々な個人的相談を受けていたことが記されています。その背景には、氏が長らくラジオ番組や集会を通じて人の生き方に関する教師を務めてきたことがあります。本項もその一つであると推察しています。 さて、想念は一発放射された後は発した本人には何も痕跡を残さないのでしょうか。私は寺の梵鐘と同じく、鐘を突いて音を四方に発した後も、鐘自体は引き続き長時間、同じ振動数を保っているように、私達の身体はその想念波動を保持しているものと思っております。即ち、発した想念は決して本人から離れることはない筈です。それ故に遠く離れていても想念を手掛かりに発した本人に容易に辿り着くことが出来、特定できることになります。 本事例の場合、アダムスキー氏は相談を受ける中で対象の人物の本当の姿をわずかな時間で探り出し、隠されていた全容を明らかにしたという訳です。テレパシー能力、即ち想念や印象に対する知覚力が如何に万能な能力であるかを本項は示しているのです。

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