ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落313 [2019-12-17]


CHAPTER V
Clairvoyance, Clairaudience, Premonitions, Etc.
313 Through ignorance, man has endowed clairvoyance, clairaudience, the ability to foresee future events, etc , with mystical, unknowable powers. We are inclined to view with awe that person whose hunches are invariably right, and attribute this ability to a mysterious extrasensory origin. But the use of any or all of these, whether consciously or unconsciously, is merely perception, or alertness, working in the individual. This is true not only in regard to personal affairs, but this perception can also encompass universal conditions.
第3章
透視、透聴、予知、その他
313 無知故に人は透視、透聴、未来の出来事を予測する能力その他を神秘的な人知を越えた能力のせいにして来ました。私達はその予感がいつも変わることなく正しい人々を畏敬を持って眺めがちであり、この能力を何か神秘的な超感覚的な源泉に起因するものとして来ました。しかし、これらのいかなるものも用いることは、意識的であるか非意識的であるかに関わらず、それは単に各自に働く知覚或いは警戒の作用でしかないのです。この知覚作用は個人的な物事に関するばかりでなく、宇宙的な状況を包含することも可能なのです。




【解説】
そもそもこれまで透視その他、いわゆる超能力と称されていた事柄は、私達が学んでいるテレパシーに他なりません。その能力を発揮させているのは、本人の秀でた想念波の知覚力、即ちテレパシー能力の発言の一つであるということです。
私達はこの講座を通じて、各自がそれぞれ自分が何を身に付けようとしているのかを明確にする必要があります。そもそもテレパシーを学び、訓練する目的です。
有史以来、多くの事例で優れた先人達は、これらの能力を人々の救済に生かして来ましたし、導く方向性の拠り所として来ました。そういう意味からは、皆様各自が何を学んでいるかを改めて確認し、その目標の妥当性とともにこれまでの取り組みについても見直す必要もあるでしょう。私達はとかく習慣に流され易く、初期の目的を見失いがちです。少しでも好ましい体験が得られたなら、努めてその時の心境を思い出し、次なるステップに繋げられるよう、その方向に継続努力することが重要です。



第3部 2章 段落312 [2019-12-16] <<  |  >> 第3部 3章 段落314 [2019-12-18]