ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落309 [2019-12-11]


309 To accomplish this, however, we must learn to listen to the "small, still voice." This is a vital necessity in true telepathy. When a friend calls us on the telephone, for instance, we do not lift the receiver and rush into a monologue that lasts until the other party finally hangs up. We carry on an exchange of conversation. The same holds true when we are practicing telepathy. If we expect to advance, we must learn to listen-answer-then listen again, etc. And we will discover that the more we learn to listen, the more profound and impersonal will be the impressions coming through to us.
309 しかしながら、これを成し遂げるには、私達はその「小さく、ひそやかな声」に耳を傾けなければなりません。これは真のテレパシーにおいて決定的に必要なことです。例えばもし、友人から私達の所に電話が掛かって来たとしましょう。私達は受話器を取り上げて、相手が最後に受話器を置くまで、ぶっ続けの一人語りを慌ただしく行うことはありません。私達は会話の交換を続けます。それと同じことが私達がテレパシーを実践する際にも当てはまります。もし私達が進歩したいと思うなら、私達は聞く−答える−再び聞く等を行うことを学ばねばなりません。そして私達が如何に多く聞くことを学べば学ぶ程、私達にやって来る印象はより深遠で非個人的なものとなるでしょう。






【解説】
本項kはある意味、テレパシーについての訓練、練習方法の極意を示唆するものです。
私達はこれまで、自らの願いをひたすら祈り続けることが成就につながるとして来ました。しかし、そでは片側通行、送信するだけで終わってしまう通話でしかありません。実際には送信に対する相手からの助言を交互に進める中で、問題についての正しい理解が得られる訳で、このような一方的な想念の発信では効果が少ないのです。
私達が自らを訓練し、他惑星人のように精神感応力を高める為には、送信とともに受信についても注意深く進める必要があるのです。どのようなヒントがもたらされるかをいくつかの実例を体験できれば、私達自身が宇宙の始原から常に助けられていること、自らの進路に対してもいつでも支援を頂ける宇宙的存在に守られていることに気付くことが出来ます。


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