ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落308 [2019-12-10]


308 Being the recipient is much more difficult than the conscious sending of impressions, because we have never been taught the necessary restraint to develop this facet of our lives. Since time immemorial, our four senses have quarreled and bickered amongst themselves; yet we have not been conscious of the unbalance this was causing within our being. We have worried and fretted over conditions we could not change; and we have unquestioningly accepted the concepts of gloom and doom because these strong vibrations impinge themselves on our bodies. But I believe it has been made apparent that with a measure of self-control, and a practical approach to life as it really exists throughout all manifestation, we can cast off these detrimental thought-habits and expand our consciousness to a clearer understanding of our rightful place in the Cosmic Plan.
308 意識して印象類を送信することよりも、受信者であることははるかに難しいものです。何故なら、私達はこれまで私達の生き方におけるこの側面を発達させる為に必要な抑制を教えられて来なかったからです。太古の昔から私達の4つの感覚は互いに言い争い、口論して来ました。それでも私達は、このことが私達の中にもたらしているアンバランスについて未だ意識していません。私達は私達が変えることの出来ない状況について心配し、思い悩んで来ました。また私達は憂鬱や非運の概念を疑い無く受け入れて来ました。何故なら、これらの強い振動はそれらを私達の肉体に衝突させて来るからです。しかし、私達は自己統制の手法とあらゆる創造を通じてのありのままに存在する生命への実践的なアプローチによって、私達はこれら有害な想念習慣を投げ捨て、私達の意識を宇宙英知の計画における正当な地位のより明確なる理解へと拡げることが出来るのです。




【解説】
私達が当面する課題は、想念を発することでなく、想念を受け取る側の能力を高めることです。普段から私達はその内容の是非は別として、自らの願いや思いを発しているからです。
しかし、印象を受容するとなると、私達は大きな問題を抱えているのです。自らの欲求を勝手に放出してはいても、それは一方的に発するだけで、それに対する答えや導きの声を聴こうとはしていない為です。本項はその問題は、私達自身の心にあると説いています。先ずは自らの心の中の争いや高慢さを取り除き、自我を抑制する中で素直な心境にならない限りは妙なる印象波を感知できないからです。
私達自身の想念習慣を捨て去って、新しい心境の下、宇宙の一員として宇宙的印象に従うことが求められているのです。


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