ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落307 [2019-12-09]


307 I am assuming that by now you have seen the fallacy of tolerating thoughts of fear, worry, anger, anxiety, etc., and are viewing all things calmly; knowing that through this new balance in your life, you are truly about the Father's business. Therefore, your daily chores will no longer be a drudgery, and you can perform them with a composed, receptive mind. If you watch your mind carefully, you will find many of the real universal thoughts come while you are contentedly, physically occupied. This is what Jesus meant when He said, "Be ye therefore ready also; for the Son of man cometh at an hour when ye think not." Luke 12:40. He did not refer to His appearance in the physical body, but to a communion between the mind and universal knowledge.
307 私は今や貴方は恐れや心配、怒りや不安等の想念を許容することが誤った考えであることが分かり、あらゆるものを静かに眺め、貴方の生活のこの新しい調和を通じて真に父の御わざに従事していることを知っていると確信しています。ですから、貴方の日常の雑事はもはやつまらぬ仕事ではなくなるでしょうし、貴方はそれらを落ち着いた受容的な心で行うことが出来ます。もし、貴方が貴方の心を注意深く観察するなら、貴方は数多くの真に宇宙的な想念は貴方が満ち足り、肉体的にも手一杯の間にも貴方の所にやって来ることに気付くことでしょう。これがイエスが「あなた方も用意していなさい。思いがけない時に人の子が来るからである」(ルカ伝12章40節)と言った時、イエスが意味したものです。イエスは肉体としてのご自身の出現のことを述べたのではなく、心と宇宙普遍の知識との間の交わりについて述べていたのです。




【解説】
伝えられているところでは、アダムスキー氏は過去生においてイエスの高弟であったとされています。事実、氏がそれまでのビジネスを辞めて啓蒙活動に身を投じることになったのも、夢の中でイエスが現れ、促されたからとされています。
2000年前にもイエスが本講座と同様な事柄を教えていたと説かれていますが、それも当時の記憶を著者が忘れずに保持していたからと言うべきでしょう。
言葉こそは時間を超えて伝えられると言われており、仏典もそうですが、それでもそれらを受け止める私達に理解力が育たない限り、その教えの真意は容易には伝われないということでしょう。学ぶ者は単に言葉を覚えるのではなく、その真意を自ら学ぶ努力を惜しんではならないのです。



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