ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落306 [2019-12-06]


306 So let us make an effort to keep an open, receptive mind at least part of the time; and when our mental telephone bell rings just lift the receiver quietly, and impartially accept the impressions coming to us. This does not mean sitting idly in meditation, waiting with folded hands for some great thought to come to us out of the universal storehouse; but that we should continue normally about our daily lives.
306 ですから、少なくともある時間、私達はオープンで受容的な心を保つよう努力して見ましょう。そして私達の心の電話器のベルが鳴ったら、静かに受話器を取り上げ、そして偏らずに私達の方にやって来る印象類を受け入れることです。これは何もせず座って瞑想して何か偉大な想念が宇宙の倉庫から私達の所に来るのを、手を組んで待っていることを意味するのではありません。そうではなく、私達は私達の日常生活について普通の暮らしを続けるべきなのです。




【解説】
芸術家がインスピレーションを得る時と同様、私達も日々の暮らしの中で、宇宙から贈られる高次な印象を受けることが出来ます。私達にとっては、座して印象を待つよりは、当たり前の日常生活をする中で、それら印象の訪れに気付くこと、更にはそれらに対し、静かに落ち着いて全容を受け入れるよう努めよと著者は説いているのです。
以前にも説かれていることですが、私達は単に瞑想するだけでは心が不活発になり、本来の生命を表現できていないのです。日常の義務を果たす行動の中で発想が湧き、次なる活動につながる中で徐々に維持する振動数が高まるものと思われます。
心を穏やかにし毎日を誠実に生きる中で、宇宙からやって来る印象波が響きあえる心境を目指すべきだと言い換えてもよいのかも知れません。


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