ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落300 [2019-11-28]


300 The secret of what is termed "direct transference" from one individual to another, is simply that with the thought projected the sender incorporates the image of the person he has chosen as recipient. A million people might receive the thought, but because it does not pertain to their personal affairs, they will let it pass through their minds unnoticed. But the chosen recipient will recognize his image in the thought, and direct his attention toward its perfect reception.
300 一人の個人からもう一人の個人への「感情の直接転移」と名付けられることの隠れた実体は、単純に放出される想念に送り手が受け手として選んだ人物のイメージを組み入れているのです。百万人の人々がその想念を受信するかも知れませんが、それらの人々の個人的な事柄にそれが関係しない為、それらの人達は自分達の心の中を何ら気付かれずにそれを通過させるのです。しかし、その選ばれた受信者はその想念の中に自分のイメージを認め、自らの関心をその完全な受信に向けて導くのです。




【解説】
基本的に誰でも受信できる想念であっても、その想念波に相手のイメージを組み入れることで、より確実に相手に伝わるということです。親しい者同士の以心伝心もそうした仕組みの中で相互が共に高い能力を有している為に起こるものと言えるでしょう。
よく神社等で祈る人々を見ますが、それも伝える相手を具体的にイメージした上で祈ることで、願いが相手に伝わるというものです。私達が願う創造主との出会いはこうした誠実な祈りの中で伝わるものと言えるのです。
常に創造主を思い、少しでも近づきたいと思う中で、やがては自らの行動が創造主の望む通りに行えるようになれるのです。


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