ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落299 [2019-11-27]


299 We find that in the case of thought, like the spark of light, vibrations proceed outwardly from it in all directions. We can tune in on any radiation of that impression, and receive the full thought. Therefore, contrary to current belief it is not possible to transmit a thought directly to any one individual, to the exclusion of everyone else! For inasmuch as mind, the medium of thought transmission, permeates the whole of space and form, there is no place where a thought vibration is excluded.
299 私達は想念は光の閃光のようにそこからあらゆる方向に外に向って進行する振動であることに気付いています。私達はその印象のどんな放射線にも同調させ、その完全な想念を受信することが出来ます。従って最近、信じられていることとは逆に、他の者を除き、何か一人の個人に直接想念を伝達することは出来ないのです。何故なら心、即ち想念伝達の媒体は全宇宙と形あるものに浸透している為に、想念振動が排除される場所はないからです。




【解説】
想念はスパークのように四方八方に広がりながら宇宙空間の果てまで伝搬するという訳です。それは決して何か特別の対象者のみに対して注がれるものではないのです。
従って誰でも他人が発した想念を察知できる為、本来、想念に秘密という要素はないのです。同乗記の中で他の惑星人達が相手の気持ちを察知する能力に長けていたのにアダムスキー氏が驚いたように、他惑星社会では言語によらないコミュニケーションが普通の事柄だということでしょう。
また、同時にこれらは言語によるものでない為、この原理は動植物全般に適用されるものと考えるべきでしょう。即ち、植物と会話したとされる育種家のルーサー・バーバンクの事例もあり、仏典にも仏陀の足跡に花が咲いたりした状況は植物達が喜びを表現したものと考えるべきでしょう。
私達も、自らの心を平安に保ち、宇宙の一員としての自覚を持つことで、宇宙と一体感を育み、より高位な存在になることが出来ると考えています。



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