ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落289 [2019-11-13]


289 Psychologically, we express this law by the statement that "a habit is difficult to break." In other words, any thought that is allowed to impress itself upon the body, sets the cells of the body into a state of motion corresponding to the thought-vibration. The body then has a tendency to continue in that particular motion until acted upon by another force which is strong enough, or positive enough, to change that vibration. The highly organized, concentrated, personal ego, in its aggressive manner, is so prone to force-frequencies that it intensifies the natural tendency of matter to continue in any motion, once that motion is created. When we allow habit-motions to become set, it necessitates contact with a very positive vibration to change them.
289 心理学的には私達は「習慣は打破するのが難しい」と表現します。言い換えれば肉体に対して印象付けることを許された想念は皆、肉体細胞をその想念波動に対応した運動状態に整えます。肉体はそれ故、次にその振動を変化させるに十分な強さや大きさを持った別の力によって作用されるまで、その特定の運動を継続する傾向があります。その攻撃的な振る舞いにおいて高度に組織化され、集約化された各個人のエゴは、力のある振動から大きな影響を受け易いため、一度運動が創り出されると継続するよう物質の自然の傾向を強めてしまいます。私達は習慣的な運動をセットすることを認めた後は、それらを変える為には別の強力な振動と出会う必要があるのです。




【解説】
私達の身体細胞は心が受容した想念波動に同調し、その共鳴作用は継続しやすいという訳です。即ち、本質的に私達は想念波動に共鳴しやすい特徴がある訳なのですが、一旦同調した後は、次により強力な想念波動が来ない限り、その振動を保つということです。
このことは、共鳴した波動が良質なものであれば良いのですが、そうでない場合は時間の経過とともに身体細胞に悪い影響を与え続けることになる筈です。即ち、私達は自分が現在、同調している波動にもっと注意を払うべきなのです。
一方、これまでの私達自身を変革する為に、より高次で協力な想念波動を摂り入れなければなりません。優れた師との出会いや古今東西の良書に出逢うことは、それら波動と巡り合うよい機会となるものです。


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