ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落288 [2019-11-12]


288 To answer these questions, we must again refer to the universal law of action. The scientific definition of this law is, "Any object set in motion has a tendency to continue in motion in the same line, or direction, until acted upon by some external force."
288 これらの疑問に答える為、私達はもう一度、運動の普遍的法則を引用しなくてはなりません。この法則の科学的定義は「如何なる物体も動かしはじめると、何らかの外力が作用しない限り、それと同一の直線、同じ方向に運動を続けようとする傾向を持つ」としています。




【解説】
私達は各自、これまで培ってきた習慣の上に毎日を送っていると言っても良いでしょう。馴れた道、馴れた仕事の方がスムーズに行くことも確かですが、そればかりではマンネリ化し、やがて単に惰性に流される人生にもなりかねません。実は習慣性ほど注意すべき要素はないと考えています。
本項で示される物理法則は、私達人間にも当てはまるという訳ですが、決して私達の人生の歩みをこれで良しとするのではありません。基本的にそのような傾向があることに注意すべきだとしているのです。
この問題を回避し、日々新鮮な気持で生きる為に各自それぞれ工夫も必要です。私も若い頃、毎日の通勤途上でその日一日を何か新しい事柄を摂り入れることを考え、歩いていたものです。努めて新しい分野や要素にチャレンジすることが私達には必要です。歳をとる中で一日一日を新たな気持で迎えることは、若い頃よりもはるかに大切になっているように思います。



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