ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落290 [2019-11-14]


290 Remember the illustrations we used of the pessimist and optimist? The pessimist has formed the thought-habit pattern of always looking at the gloomy side of life, and will resist the presentation of joyous ideas. Even though the sun might be shining brightly, if you were to comment on the beauty of the day he would remind you of the terrible storms we had last winter. His thought-habit pattern looks upon all manifestation with suspicion.
290 以前、私達が用いた悲観論者と楽観論者の例示を思い出して下さい。悲観論者は常に生命の暗い側面を見る想念習慣パターンを形成してしまい、楽しいアイデアの披露に抵抗しようとします。太陽が明るく輝いても、貴方が日光の美しさを評しようとしても、その者は貴方に前年の冬にあったひどい嵐のことを思い出させようとするでしょう。その者の想念習慣は全ての創造を疑問の念をもって観ているのです。





【解説】
以前、ご紹介したかも知れません。1982年に私が当時、存命であったエマ・マーチネリ女史にお目にかかった時、彼女からアダムスキー氏の「宇宙のパイオニア」という幻の著書を戴きました。その本にはアダムスキー氏の署名とともに記されていたのが"Good Luck"という言葉でした。
何故、アダムスキー氏がその著書を贈呈するに当たってその言葉を記したのか、詳細は分かりませんが、何か英語の表現にある"Happy Go Lucky"という意味合いに近い響きを感じます。
様々な苦難があろうとも、先ずはそれを受け入れ、対処する技量、度胸が必要だということでしょう。
本項で著者が言う”楽観論”とは、即ち宇宙普遍の法則自体がいわゆる”真善美”に貫かれていることを悟っていることに由来するのです。



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