285 Not unlike the goldfish in the small bowl, the individual nearly always reverts from the extreme of tension to the extreme of lethargy . . . completely ignoring the half-way house of relaxation. Usually, if a person is told to relax, he simply lets down and loses interest in everything. By doing this he not only retards the cell action of the body, but he often goes even further and by main force of will tries to create a mental vacuum. This torpid state is what takes place in nature when certain animals hibernate through the cold weather, but with them it is in obedience to a natural law for the perpetuation of the species. You will notice that the customary foods of these animals is not available during the winter months; therefore, nature slows down the activity of their body cells, so they may husband their energy until Spring sets her bountiful table.
285 その小さな鉢の中の金魚とは異なり、個人はリラクゼーションという中間施設を完全に無視して極端な緊張から極端な無気力に逆戻りする程の方向転換を大抵は行います。普通、もしある者がリラックスするように言われると、その者はあらゆるものに対する関心を低下させ失わせてしまいます。こうすることで、彼は肉体の細胞活動を遅くするばかりか、しばしば更に進んで意志の主力を使って精神的な空白状態を作り出します。この不活発な状態は自然界ではある種の動物が寒い季節を通じて冬眠する時に起るものですが、動物達にとっては種の永続性の為に自然法則に従っているものなのです。皆さんは冬の間、これら動物のいつもの食べ物が手に入らないことにお気付きでしょう。それゆえ、自然はこれらの肉体細胞の活動を低下させ、彼らが春が食卓を用意するまで自分達のエネルギーを節約出来るのです。
【解説】
私達地球人は極端から極端に移行するだけで、全体として調和が取れた状態というものを知りません。進むべきはバランスの取れた道ということです。
結局、私達が進化する為に必要なのは、エゴの指令ではなく、宇宙的な想念・印象による導きです。その導きに出会う為には先ずは心自体を受け入れ可能な状態に保ち、求める解決策の方向に耳を傾ける必要があるのです。従来のような心身を静止させるような不活発な状態は無関心・無気力であり、リラックスとは言えないという訳です。
一端、宇宙的印象への道筋がつながれば、あとはその心境を維持すればよく、以降次々に貴重な知識が流入することになります。自らこのような成功体験を持つことが重要なのです。
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