ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落277 [2019-10-25]


277 The wise man will learn to pay attention to all thoughts passing through his brain. He will heed not only those pertaining to self, but also those thoughts taking place outside his personal field of comprehension. For only in this way will he grow in knowledge and receptivity. It is indifference and lack of interest which causes man to lose the greatest jewels of wisdom . . . lose them through apathy when he actually holds them within his grasp.
277 賢明な者は自分の頭脳を通過する全ての想念に注意を払うことを学ぶでしょう。彼は自身に属するもののみでなく、自分自身の理解の分野以外で起る想念についても心に留めることでしょう。この方法を通じてのみ、知識や感受性において成長するからです。人に智恵の最大の宝石を失わせるのは無頓着と関心の薄さであり、実際、手に握っているにも拘わらず無感動のまま無くしてしまうのです。




【解説】
私達は自らに与えられる恵みに鋭敏であらねばなりません。私達が成長するのはこれら時として心に浮かぶインスピレーションが元となるからです。これらの現象は日常的に起こっており、これらに気付かないことは、実にそのチャンスを自ら放棄しているに等しいのです。
この場合、どうしたらそのようなチャンスを生かせるのでしょうか。その為には常に心の中を穏やかにかつ鋭敏に保つこと、何事にも関心を持ち、自らを成長させたいという意思を持つことかと思います。優れた発明をする場合も、何かの課題を解決し、技術を進歩させたいと願うことがベースになっている筈です。
このように考えると、私達に必要なのはやって来る印象に対してどのようなものにも拒むことなく取り入れてそれがどのような意味を示唆しているかを先ずは観ることが大切です。その為には心を広く構えて、あらゆるものを受容する包容力が必要だということでしょう。



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