ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 1章 段落257 [2019-09-25]


257 For instance, let us mentally picture our own solar system-which resembles in every detail the tiny, invisible atom described earlier-with its twelve planets and countless planetoids revolving around a central sun. This solar system is traveling through space-force, which is composed of an infinite number of particles and innumerable other planets and suns, yet our own little system is so interested in itself that not one of the planets will wander off. They cannot help being affected to some extent by every other concentrated force in the universe, because no atom, or unit, can separate itself from the Cosmic Whole. But the planets do not allow any force to influence them sufficiently to draw them out of their chosen orbits around the sun.
257 例えば心で私達の太陽系を思い描いて見ましょう。それは以前お話したように、小さく目に見えない原子に細かい所まで似ており、中央の太陽の周りに12の惑星と無数の小惑星を伴っています。この太陽系は力の空間の中を移動しており、その空間は無数の粒子と他の無数の惑星と諸太陽から成り立っていますが、私達自身の小さな太陽系ではそれ自身の指向性が高い為、惑星のどれ一つとしてさまよい出るものはありません。諸惑星は如何なる原子や他の単位もそれ自身を宇宙全体から分離することが出来ない以上、宇宙空間の一つ一つの他の集約された力により幾分かは影響を受けざるをえません。しかし、諸惑星はそれらが選択した太陽の周囲の軌道から引き落とす程の影響を与えるような如何なる力も許すことはありません。




【解説】

本項では私達が暮らす惑星が中央の太陽の周囲を巡る様子を原子に例えて、中央の原子核を中心に電子が周回する姿と相似させています。その記述の中で特出すべきは、太陽系における惑星が、また、原子の中で周回する電子が中央の核を離脱しないのは、それ程に中央の太陽や原子核に強くひきつけられているからだと指摘している点です。
私達が毎朝、太陽の光に感謝や美しさを感じることが、この惑星に暮らす生きもの共通の思いであるばかりでなく、海や陸も含めた惑星全体の姿勢であることに気付くものです。これは天照大神と畏敬していた古代の日本人の姿勢でもあるということです。
太陽系という表現がありますが、中央に太陽をいただき、周囲をその子供達である惑星が周回する姿は一家団欒の姿に似ているように思われます。


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