ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 1章 段落256 [2019-09-24]


256 Professor Einstein spoke of substance, or any mass, as a knot in time-space - a very logical definition. For any material form is simply a section of space tied, or bound, together. This concentration, or binding together of particles, creates a sense of individuality (which is almost totally interested in itself).
256 アインシュタイン教授は物質、あるいは質量を時空における一つの結び目のように表現しており、それは大変、論理的な定義です。何故なら、どのような物質についても形は縛り付けられ、あるいはくくられた一部の空間のまとまりでしかないからです。この集中、即ち、諸々の粒子群を一緒に束ねていることが、個体性(全ての関心をほとんど自身に向けていること)を造り出しています。




【解説】
アインシュタインは物質を時間−空間座標における結び目と捉えていたと本項は紹介するとともに、その洞察が進化した他惑星人の思想の上からも理に適っていると延べています。
この視点は同時に、私達がとかく捉われ易い執着というものが、物質特有の性質であり、私達が肉体人間として留まる限り、抜け出せないある種の特徴なのかと思われます。
一方、同理論によれば、物質自体は単なる結び目であり、実体が無いとすれば私達のこの従来の概念は、あくまで仮の姿に固執していることを意味します。重さを測定すれば確かに物質の量を測ることは出来ますが、それも一時的なものであり、物質は時間の経過とともに変化して行き、永続するものではありません。
従って、私達が軸足を置くべき場所は、これら空間の結び目のような不安定なところではなく、もっと永続するものに置くべきであることを本項は示唆しているのではないでしょうか。



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