ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 1章 段落251 [2019-09-13]


251 So the great teachers of the past, comprehending that real development cannot come until man has disciplined himself, refused to waste either their time, or that of the pupil, where growth would be doubtful. They understood that the Cosmic Law of Progression would in time inspire the person to realize the necessity of an honest evaluation of himself, and of his relationship to all creation. He would then know that self-control was a prime requisite.
251 その為、昔の教師達はその者が自身を訓練し終わるまでは真の発達がやって来ないことを理解していた為、成長が疑わしい間は、自分達やその生徒の時間を無駄に過ごすことを拒絶したのです。彼らは進化の宇宙法則はやがてはその者に自身について正直な評価を行う必要性を認識させることを理解していました。その者は次に自己統制が主要な必要条件であることを知ることになるのです。





【解説】
その人にとって、これまでの自分の限界を超えて新たな進化の道を歩み始めるには、それなりの厳しい訓練が必要だということです。指導者についただけではその説く教えを理解し身に付けることは難しいのです。先ずは自身のこれまでの批判的な態度や自己意識等、徹底的に解消する必要があると説いています。
もちろん、これらの著者の指摘は以前記したように、自己主張を重んじる欧米社会という背景もあるでしょうが、私達日本人にも長年、社会で揉まれる中で増長させてしまった自我をコントロール(統制、制御)することが重要である点にいささかも相違はありません。
やって来る想念・印象に対して素直に受容出来る態勢を自身に作り上げることが進歩の道の前提となる訳ですし、そうする中で創造物の一員として創造主の庭で過ごすことが出来るというものです。幼子のように宇宙的波動に素直に従えることがカギということになります。


第3部 1章 段落250 [2019-09-12] <<  |  >> 第3部 1章 段落252 [2019-09-17]