ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落246 [2019-09-06]


246 Exercise 4. If possible, stand some distance from a body of water (its size is unimportant), preferably on a hilltop or rise, so you are looking down on it. Then, realizing your unlimited capability as consciousness, picture how cool and refreshing that water will feel as you place your foot in it. You can soon get to the place where your whole body will be invigorated by the contact; for in reality, there is no distance between your body and where you have directed your feeling. The feeling is the consciousness of the body. Once we realize feeling is not shackled to the physical form, therefore is not confined to one place, distance offers no barrier. It is in this manner that consciousness can roam the universe.
246 もし可能なら、水面(その大きさは重要ではありません)から、ある距離離れて、望ましくは丘の頂上か高台に立ち、下の水面を見下ろして下さい。そして意識としての貴方の無限の能力を実感しながら、貴方が自分の足をその中に浸けたらどんなに冷たく気持良いかを思い描いて下さい。貴方は貴方の全身がその水との接触で爽快になる所までにまもなく到達出来るでしょう。何故なら、実際には貴方の身体と貴方が自らのフィーリンングを差し向けた場所との間には距離は無いからです。そのフィーリンングは肉体の意識なのです。ひとたび私達がフィーリンングは肉体に鎖でつながれるものではないことを実感すれば、即ち一箇所に限定されることはなく、距離は障壁にはならなくなります。意識が宇宙空間をさまようようになれるのは、このようにして為されるのです。




【解説】
本項では改めて私達が想念・印象を感じ取るということはどういうことか、いわゆる"意識"との関係について解説しています。
具体例としては、遠く離れた湖を一体化する際に、何が起こるのかから説いています。アダムスキー氏の哲学の基本に"意識"という表現がありますが、その意識が自由に肉体から離れて一体化する相手にまで拡がるという訳です。その意識で相手に浸透することで双方の意識が融合するという訳です。
その作用から具体的な分子原子の記憶振動が共有され、心に感知されるのかと思われます。
そういう意味では、意識は肉体の範囲に限定されることなく、常に自由であり、宇宙をもさまようことが出来るということでしょう。私達はテレパシー訓練を行う際、単にやって来る想念に鋭敏になるということでなく、積極的に対象に自らの意識を融合させ相手を理解しようとする姿勢が重要です。


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