ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落245 [2019-09-05]


245 Approach a tree with a feeling of unity, then try to realize, your oneness with that life-form. In time, you will feel its pulsation. You will be able to trace its intricate network of roots through the earth, understand how they gather the needed elements for growth, and at the same time act as a ground for the tree. The portion above ground, the trunk, spreading branches and leaves, serve as an antenna; drawing life-giving elements from space that are just as necessary for its growth as are the minerals it obtains from the earth. The entire history of the tree, from the time the seed germinated, through all the years of drought and flood can become an open book when you are able to receive impressions from it. This knowledge and much more is available to you, because the same Breath that gives you life as a form, gives the tree life. You will find that the more you work with this inner feeling, the more you will become united with all phases of nature. This can be carried to the point where a flower will turn and nod to you.
245 自分と一体であるとするフィーリングを持って木に近付き、その生命体と貴方が一体であると認識するように努力することです。やがて貴方はその木の脈動を感じるようになるでしょう。貴方は地面の中の根の複雑なネットワークを辿ることや、それらの根が生育に必要な諸元素を如何にして集めるか、また同時に木の基盤として役立っているかが分かるでしょう。地面から上の部分、幹や広がる枝や葉は地中から得るミネラルと同じように成長に必要な生命を与える元素を引き込むアンテナの役割をしています。木の全歴史は貴方がそこから印象を受けることが出来れば、種の発芽から、日照りや洪水を含んだ木の全ての歴史が明らかになるでしょう。この知識やそれ以上のことが、貴方には手に入ります。何故なら貴方に生命体として命を与えているのと同じ生命の息がその木に命を与えているからです。貴方がこの内なるフィーリングについて力を尽くす程に、貴方は自然の全ての側面と一体化することに気付くことでしょう。このことは花が貴方に振り向き、うなずくという所までに成し遂げられ得るのです。




【解説】
おそらく本項はアダムスキー哲学の真髄を示すものでありましょう。私達がテレパシー訓練をする意義が本項にみごとに表現されています。
この本文の中でそもそも私達が他のものと一体化する意味がどういうものであるか、またそこから私達がどのような知識を得るのかが具体的に述べられているのです。
とりわけ、樹木は長年月、そこに留まって生きている訳で、当地に起こった様々な出来事を体験していいます。先々月、たまたま旅行の途中、東日本最大の大杉といわれる巨木を拝見したことがあります。聖徳太子の時代、その神社が造営された際、境内に植えられた杉は現在では人が何人も手を繋がなければ取り囲めない程の幹周りとなっています。
現在は幹の周囲にしめ縄を巡らして神木として大切にされていますが、その勢いは今も健在で、堂々とした風格があります。おそらく長い年月を生きていた中で様々な出来事を見て来たであろうその大木には、古代から現代までの歴史の流れが蓄えられていることでしょう。これら老師とも言うべき存在に対して私達は等しく礼を尽くしてその知識を分かち合って戴くよう教えを請う姿勢が必要であり、それは丁度、同乗記に記されている長老に接する他惑星人達と同様です。



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