ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落247 [2019-09-09]


247 When your impressions are not received clearly, examine yourself and try to analyze what is wrong. Did one of the four senses interfere? Did an old thought habit reassert itself? Do not allow either. For even a split-seconds interruption can cause misinterpretation of the impression. We have really illustrations of how easily a trend of thought can be lost; for when we are relating an incident and someone interrupts, quite often we completely forget the point we were discussing. And because impressions flash through the mind at high speed, this situation is magnified a thousandfold.
247 貴方の印象類が明確に感受されない場合は、貴方自身を調べて何が間違っているか分析することです。四つの感覚の何れが妨害していませんでしたか。古い思考習慣が再び顕在化しませんでしたか。そのいずれも許してはなりません。何故ならほんの一瞬の妨害も印象の誤った解釈を引き起こすからです。私達は如何にたやすく想念の方向性が見失われるかについて実際例を知っています。何故なら、私達がある出来事について説明している時、誰かが話に割り込んでしまうと、しばしば私達は議論していたポイントを完全に忘れてしまうからです。また、印象というものは心の中を高速度で一瞬ひらめく為、この状況は一千倍も拡大したものになります。




【解説】
仏教でよく用いられる言葉に"妙"という表現があります。精妙という意味かと思われますが、その意味するところは、本項で言う想念の流れる径路によく似ています。つまり、想念の流れる径路はそれ程に細かく、繊細なものだということでしょう。何万、何億という想念波動が通過する中で、ある特定の想念波動をしっかり把握し、理解する為には、それ程に心が鋭敏でなければならないのです。
体験上もわずから油断で今まで考えていた事柄を見失ったりすることも多いものです。それ程に貴重なアイデア、想念に巡りあった際には、それを忘れぬようメモを取る等の工夫が大切なのです。これら妙なる想念波動は大変貴重なものであり、私達地球人にとっては生涯再び巡りあえるかどうかも分からないものです。それ故、この種の訓練においては誰からも邪魔されてはならないのです。


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