ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落228 [2019-08-13]


228 The third channel to be shunned is that of the memories of discarnate entities who have lived in this world. These thoughts are often mistaken for "spirit communion." Remember the illustration we used about tuning into a thought frequency Plato had set in motion while he lived? This same principle applies to thought frequencies from others who have lived on earth; but unless they have evolved above the personal pettiness of most Earthlings, these thoughts are of no value to us. We are growing and unfolding daily, so except for a few outstanding minds who have sojourned here, we have advanced past the place in development these people had reached. The Law of Progression is a fundamental law of the Cosmos.
228 遠ざけるべき第三の経路はかつてこの世界に生存し肉体を失った存在の記憶の経路です。これらの想念はしばしば「霊的な交流」と誤解されています。私達が用いたプラトンが生きていた間に起こした想念振動に同調した事例を思い出して下さい。これと同じ原理が過去に地球に住んだ他の者達から来る想念振動にも適用されるのです。しかし、それらが大部分の地球人の個人的な些細な事柄を越える程進化したものでない限り、これらの想念は私達に何ら価値はありません。私達は日毎に成長し目覚めています。ですからここに逗留した一部の秀でた心を除けば、私達はこれらの人々が到達していた発達の場所を既に越えて進化しています。進化の法則は宇宙の基本的な法則なのです。




【解説】
地球という惑星が宇宙空間に誕生してから今日まで、想像すらできないほどの数の人々が地上で暮らし、過ぎ去って行ったことでしょう。まさに私達一人一人はこのように星々に転生を繰り返す宇宙の旅人であるのです。
各々の人生で何かを学び終えた人々は、次なる館を目指して移り行く訳ですが、同時にその発した想念はしばしの間、地球に残留するということでしょう。
問題はこれら残留する想念波動が私達に有用であるか否かです。客観的に考えれば私達は緩やかであっても進化している訳で、これら昔の残留波動が有用とは必ずしも言えないのです。私達自身、少なくても昔よりは進歩した社会に生きている訳で、これら過去の想念に捉われることはむしろ避けるべきことなのです。私達の進歩、進化に役立つ宇宙的な高品位なものに私達の指向を移して行かねばならないのです。


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