ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落210 [2019-07-17]


210 The thought frequencies pervading these dusts and gases are not altered by their trip through space. So when we intercept one of these vibrations that has come from another world and is now moving in our atmosphere, it does not mean we are in contact with a dweller on that planet. It can mean we have merely picked up a discarded thought from there, which contains no more value than any of the billions discarded by our own Earthlings.
210 これらのチリやガスに浸透している想念振動は、それらが宇宙空間を旅する間、変化することはありません。その為、私達がこれら振動の一つを掴み取ったとしても、それは私達がその惑星の住人とコンタクトしていることを意味するものではありません。それは私達が単にそこから捨てられた一つの想念を拾い上げたことを意味するだけで、私達地上の者が捨てた何十億もの内、いずれかを含む程度の価値しかないのです。




【解説】
私達の感受性が高まるにつれて、注意しなければならない事柄も増えるという訳です。元来、"類は類を呼ぶ"という言葉のように、まだ低次なレベルを抜け切れていない者達は、少しテレパシーの能力を身に付けると、私達と同レベルの者達の想念・印象が増えるという問題です。
本項のように現在、生きている人達の想念の他に、トウの昔に発せられたものも物体には帯びている訳で、これらの一つ一つに同調していたのでは、本来の進むべき向上の道は歩める筈もありません。
これらの想念は発信源が他の天体であっても価値あるものでない以上、私達は感受すべき想念について監視することが重要となります。即ち、自らの心の横暴という面の他に、心が感知した想念パルスもそれが適切なものかどうかを見極める必要もあるのです。もちろん、自らが高位な想念の発信者になれれば、それら低次元の想念波動が入り込むことがない為、これらの事柄は私達が次のステップに飛躍するために越えなければならないハードルと言えるかも知れません。


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