ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落209 [2019-07-16]


209 These gases and dusts will travel the waves of the sea of space, mingling and intermingling with similar dusts and gases from other worlds, until eventually they are gathered unto another planet through the same motion that cast them free from their home body. For centuries man has been aware of this star dust falling to earth, and science has studied it closely. While this cosmic dust sifts down from countless other worlds, our planet, in turn, is broadcasting dust particles and gases from its own body into space.
209 これらのガスやチリは宇宙空間という海の波に乗って移動し、他の世界からの類似したチリやガスと混ざりあい、混和して遂にはそれらの故郷の天体から放たれたと同じ運動を通じて、別の惑星に集められます。何世紀にわたって人はこの星屑が地球に降っていることに気付いており、科学はそれを綿密に研究して来ました。この宇宙のチリが他の無数の世界からの篩下(訳注:ふるいの目を通過する粉の意)である一方、私達の惑星はその天体からチリやガスを宇宙空間に放出しているのです。




【解説】
私達は文字通り唯一無二の宇宙空間の中を旅している惑星上に住んでいます。海の中を行く大型船と言った方が良いかも知れません。その航行の中で宇宙の海に漂う様々な物質と接触し、それらが取り込まれると同時に、その航行の過程で船から離れるものもあるのです。そのいずれにしても、私達は宇宙空間と親しく接し、相互に関係し合っているという訳です。
この場合、地球誕生の前から宇宙は存在する訳で、これら惑星自体、また太陽系自体も元はと言えば宇宙空間に漂うチリ、星々を創る原始物質から創造されたということになります。
地球上で自然界の生命の活発な営みについては、私達も目にすることが出来るのですが、その源となる宇宙空間におけるいわゆる星間物質による星々の誕生については私達の想像を超える活発でスケールの大きな創造活動があるに違いありません。著者アダムスキー氏は自身で宇宙船から見た宇宙空間のこれら活動を踏まえて、本項を述べているのです。


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