ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落196 [2019-06-26]


196 Let us now take the example of the cheerful, optimistic person, who looks upon all manifestation and "knows it to be good." The uplifting thought frequencies from this person will elevate our own vibrations, and our day will be enriched through contact with him. And although not necessarily conscious of it, as long as this influence lasts our minds will be operating on a higher frequency level. Just like the house that was impregnated with love and laughter, drawing us back for frequent visits, we will seek this person's company.
196 今度はあらゆる創造の現れを見て、「良きものであると知って」いる陽気で楽観的な人物の例について取り上げましょう。この人物からの高揚させる想念振動は私達の波動を高め、私達の一日はその人物と接する中で豊かなものになることでしょう。そして、それを意識しておくことは必ずしも必要ではないのですが、この影響が続く限り、私達の心はより高い周波数レベルで運用されることになります。丁度、愛情や笑いで満ちた家のように、私達はそこを何度も訪れたいと思わせるように、私達はこの人物と同行することを求めることでしょう。




【解説】
本項まで読み進める中でいつも思い出すのは、昔、ある方から”人間、明るくなくてはダメだ”と伺った話があります。当時、若かった私はその意味について良く理解出来ていなかったように思います。しかし、本文にあるように、心に抱く想念をより高次なものにして行く中では、創造主への信頼が高まり、また周囲の人々を導く立場になるにつれて、より良い方法に導く為に明るさが必要であることが分かります。
Happy Go Luckyという言葉がありますが、それは単に楽天家ということではありません。自分が抱く想念の力を知るからこそ、努めて建設的な想念波動を心に招き入れる必要があるのです。
そしてより重要な点は、そのように仮に苦境の中にあっても、楽観的な想念波動を保つのは、自らが招く想念波動が自分自身のみならず、周囲の多くの者に影響を及ぼすことを知っている為なのです。
私達はこのように自らの想念の持つ大きな力について十分に自覚する必要がありますし、宇宙を流れる創造主の想念は明らかに明るく活気のある生命活動であるのです。


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