ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落195 [2019-06-25]


195 Those with whom we come in contact daily, will affect our lives; but only to the extent we permit them. For example, when we meet a disgruntled person and listen to him expound his philosophy of gloom, unless we are on guard, a feeling of depression will envelop us which may last for hours or even days. This is caused by the melancholy vibrations emanating from his mind and body, affecting our mind and body cells with a feeling of despair. But when we have understanding, we can refuse to accept his attitude, and keep our minds serene while listening to him. This balance of mind will counteract any harmful radiations that might otherwise influence us.
195 私達が毎日接する相手は、私達の生活に影響を与えます。しかし、それは私達がそれを許す範囲までです。例えば私達が一人の不機嫌な人物と会ったとし、その者が自分の憂鬱の哲学を講釈するのに耳を傾けたとすると、私達は警戒していないと、意気消沈のフィーリングが私達を包み、何時間或いは何日も続くことになります。これはその者の心と肉体から発散している憂鬱の振動によって引き起こされますし、私達の心と肉体細胞に絶望のフィーリングを作用させるのです。しかし、私達に理解があれば、私達はその者に耳を傾けている間にもその者の姿勢を受け入れることを拒み、自分達の心を澄んだ状態に保つことが出来ます。この心のバランスは私達に影響を与えるかも知れない有害な放射物を阻止するのです。




【解説】
想念伝達の原理から言っても、私達は相互に影響を及ぼし合っている訳で、否が応でも互いに影響を与え合っているのです。
そこで重要となるのは本項にあるように、100%相手を受け入れ自分も共感することには問題があるのです。相手が進化した他惑星人の場合にはむしろそうしなければ重要な真理を学び取れない訳ですが、相手が一般の私達地球人の場合には危険でさえあるのです。
もちろん相手を理解する為に、相手の想念環境を知ることが大切ですし、なによりも相手の想念環境の背景を理解することは必要です。しかし、それらは理解すべきものであって、私達のそのまま取り入れるべきものではないのです。必要だとご自身が判断した範囲を取り入れれば良いのです。


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