ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落188 [2019-06-14]


188 We are given a good illustration of the tangibility of these emanations when we walk into a room where two people are quarreling. Upon our entrance the quarrel will stop abruptly, and both parties will turn to greet us with a false heartiness. Though they are trying to pretend that everything is normal between them, their eyes will still be bright with anger and their features tense, making their smiles appear fixed. And as we cross the room, the atmosphere around us will be vibrant with the strong thoughts of wrath. All present will be acutely embarrassed until the participants are able to bring their emotions under control. Unless the animosity between these two people is deep-rooted, the atmosphere will clear and a feeling of friendliness will return. However, regardless of how carefully they try to cover their true feelings with polite conversation, if the enmity between them continues under the surface, we can become aware of it through the feeling channel.
188 私達にはこれら発散物についての明白さについて、二つの人々の集団が言い争っている部屋の中に入って行った際の良い実例があります。この場合、私達が入るや、その口論は突如止まり、両集団は偽りの愛想で私達を歓迎するでしょう。彼らは彼らの間に何も変わったことはないように装いますが、彼らの目は怒りに燃えており、表情は厳しく、その微笑みはこわばっています。そして私達が部屋を横切って見ると、私達の周囲の空気は強烈な激怒で震えるでしょう。同席の者全員が、彼らの感情が制御できるようになるまでは、ひどく困惑させられることになります。二つの人々の間の敵意が根深いものでなければ、その空気は澄んで、有効のフィーリングも戻って来ることでしょう。しかしながら、彼らが丁寧な会話で自分達のフィーリングを如何に注意深く隠そうとしても、彼らの間の敵意が表面下で続くなら、私達はそれをフィーリングの経路を通じて感知することが出来ます。




【解説】
動物は相手が自分に敵意や恐怖を抱いているか、或いは優しく受け入れて呉れる気持ちがあるかは容易に分かりますし、セラピー犬のように相手の痛みや苦しみに寄り添い慰めることさえして呉れます。それ程に人間以外の生きもの達は外観ではなく、想念・印象に大変鋭敏です。
本来は私達もこうした想念波動の感受性を高めて行くよう努めるべきであり、そのことが進化の道の発見にも繋がるというものです。
本項で掲げられている例はこれまでも私達各自が経験したことがあるような範疇に属しますし、日常生活の中で想念をごまかすことは出来ないことを知るべきでしょう。即ち、高度に発達した他惑星人にとって、私達の想念レベルを感知することは容易であり、私達は他惑星人の前で嘘をつくことは出来ません。全てはお見通しという表現がありますが、想念・印象の感受力を高めれば、相手の真意を察知することは極めて容易なのです。
私達は自分自身の中にどのような想念・思念を取り入れれば良いかについては、十分に注意する必要があります。それほどご自身の肉体の行く末を左右し、周囲の者への影響も大きいからです。自らの神殿に何を導き入れるかが重要なように、湧き起こる想念を注視することが重要です。


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