ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落186 [2019-06-12]


186 However, through our uncontrolled emotions many of us keep these glands over-active a great part of the time; thereby throwing the chemistry of our bodies out of balance. This goes back to the need of controlling the senses; for it is the sense-mind that arouses and tolerates these destructive emotions. So it might be well for us to take a closer look at these emotions, which, unless guarded against, make up so much of our lives.
186 しかしながら、私達の制御されていない感情から、私達の多くは大部分の時間、これら分泌腺を過剰に活動させ続けており、その結果、私達の体内の化学システムのバランスを陥れています。このことは諸感覚を制御する必要性にまで遡ることとなります。何故なら、これら破壊的な感情を引き起こし、許容するのは感覚心であるからです。ですから、それに対し警戒しない限り、私達に生活の多くを占めるこれら感情に対し、より綿密に観察することは賢明だと言えるでしょう。




【解説】
どのような理由であれ、私達が時折抱く強い感情は、私達自身の肉体を疲弊させ、深刻なダメージを与えます。
身体中に響き渡るそれらの強烈なる想念は、肉体各部の内分泌を刺激し続け、過度な負荷状況を長時間強いることになるのです。先に体内における想念の浸透を梵鐘に例える表現をしましたが、おそらく一度強烈な感情を放出した場合にはそれらの波動はその後長時間私達の肉体各部をその波長で振動させることになるに違いありません。もちろん、その結果は肉体細胞が疲弊し、健康を害することになるのです。
このように私達の最大の敵はこのような感情であり、その元凶である想念である訳です。そのような誤った想念を心から消し去ることが重要なのですが、これら想念を押し留めるというよりは、より広い観点からより高品位な想念の中に吸収、融合させてしまい、私達をそれらレベルの想念から無縁のものにすることが大事だと考えています。



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