ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落185 [2019-06-11]


CHAPTER V
Effect of Emotions on the Body Cells
185 The little cell chemists within us perform their duties according to an exact pattern laid down by nature. But if through fear, anxiety, or anger, the mind distorts this pattern by over-activating certain glands in the body, the whole "assembly line" is thrown into confusion. The Master Builder, anticipating all situations, has provided both animals and humans with the ability to summon super-strength, unaccustomed agility, etc., when the body is in danger, by over-stimulation of these glands. This is the law of self-preservation in operation.
第3章
肉体細胞に及ぼす感情の影響
185 私達の体内の小さな化学者達は自然によって敷かれた一つのパターンに正確に従って、自分達の任務を果たします。しかし、恐怖や不安、怒りを通じて、心は体内のある種の分泌腺を過剰に作用させることによって、このパターンを歪め、全体の"流れ作業"が混乱に陥れられます。偉大なる棟梁(訳注:創造主)はあらゆる事態を見越して、動物や人間に、その肉体が危険にさらされた時に、これら分泌腺を過剰に刺激することによって、超人的や尋常でない俊敏さを奮い立たせる能力を与えているのです。これは自衛本能が作用する法則です。




【解説】
時として報じられる事件に見られるような行動は、私達をこの世にもたらした創造主にとっては想定外の事柄であるに違いありません。本来はこのような蛮行は災害、その他危険な状況に遭遇した時、肉体を鼓舞して力を瞬発的に発揮させ、退避できるよう、私達に組み込まれたものであり、そのような蛮行を可能とするよう意図されたものではないからです。
しかし、私達地球は争いの歴史、戦いの日々が続いており、人と人とが殺し合う中、各々の勢力の維持を図って来た為、自我の攻撃的な想念を実行する際にもそのような力を発揮させてしまったのです。
このような緊張状態も本来、永続するものではありません。過度の緊張状態は私達の肉体各部に無理を強いる訳で、その結果、まもなく消耗し、短命な生涯に陥るものです。
これに対して、私達はこのような緊張状態に陥りやすい自分自身を鎮め、自我への執着を捨てることで、より広い分野からのメッセージを受け取ることが出来るよう、常に自ら発する想念を監視する一方、宇宙からもたらされるインスピレーションに気付くよう、感度を高めておく必要があります。


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