ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 2章 段落181 [2019-06-05]


181 Upon her recovery she again took over the household duties. However, with her new outlook on life, a feeling of ease now prevails in the home. Where once guests were made uncomfortable by her eyes darting anxiously around the room, checking to see whether a cushion was out of place, a curtain not hanging straight, or an ash tray needing emptying, they now find a charming, composed, hostess, Where once she would have dashed for a cloth at the first sign of a thin film on the recently dusted furniture, she now laughs and says: "If you can write your name on the piano, it proves you're educated."
181 回復後、彼女は家事の仕事を引継ぎました。しかし、生活に対する彼女の新しい展望から、安らぎのフィーリングが今やその家庭を覆っています。かつては部屋の周囲に神経質そうに睨んでクッションが所定の場所から離れていないか、カーテンが真直ぐに吊り下げられていないか、或いは灰皿が一杯になって代える必要があるかをチェックする彼女の眼差しによって客達が不快にさせられていた場所で、今度は魅力的で落ち着いた女主人を見い出します。彼女がホコリを払ったばかりの家具についたホコリの薄膜の最初の兆候に対して、かつては布切れを取りに走ったのが、今度は彼女は笑ってこう言います。「もし、このピアノの上にご自分の名前を書ければ、教育を受けていることの証しですわ。」




【解説】
リラックスした心境で日常生活を送ることは大切です。とかく私達地球人は時間や自ら課した条件に囚われ、束縛された中で日々過ごしがちですが、それでは解決策をもたらすような良いアイデアを得ることは出来ません。
もちろん何かに集中して成し遂げることも大事ですが、それらの状況の中にあっても自分を客観的に観察する余裕が必要です。よく言われるように舞台で演じる自分を客席で観る心境です。このようにいつ如何なる時も心に余裕を持たせることでインスピレーションを受け入れる態勢を作り出すことが出来るものと考えます。
周囲のものを慈しみ、愛情を注ぐ一方で、宇宙的印象に門戸を開放し、生活することが重要だと考えます。



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